裁判の傍聴結果(強制わいせつ、青少年育成条例)起訴から判決まで(初公判編)
まず、裁判の流れを簡単に説明します。
裁判は起訴されてから1か月~2か月後くらいに初公判が開かれます。
初公判では(人定確認 罪状認否 証拠提出)などが行われます。
第二公判では(情状証人、被告人質問、弁護人意見、諭告求刑)などが行われます。
第三公判では(判決)になります。
ただこれは単純な事件であり、余罪もなく、被害者側の意見陳述もない場合です。
大体は3、4回の公判で終わることが多いです。
ここからが本題の裁判の傍聴で気になった事件を書いていきます。
特に目立ったのは、強制わいせつ罪2件、青少年育成条例違反2件、合計4件起訴されていた、20代男(元警察官)の話をします。合計5回の裁判によりでた判決は、、、、、
最初に初公判の話をします。
私はその時に傍聴に行けなかったのですが、一緒に行っていた弁護士の研修生から話を聞きました。
被告人入場。警察官2人に挟まれ、腰縄をした体格の良い爽やかな青年が入ってきました。(本当にこんな青年が表に出ていたような犯罪をしたのかと、いう印象だったそうです。)
裁判官も入場し、
まず最初に
人定確認
罪状認否
証拠提出
と流れていきました。
被告人が起訴された事実は、
1 2年ほど前の夏に女性の胸を触り、下着の中に手を入れ陰部を直接触ったもの
2 これも2年ほど前の春に、女性の脇腹を触ったもの
3 18歳に満たない女性とみだらな行為をしたもの
4 18歳に満たない女性とみだらな行為をしたもの
の4件でした。
被告人の罪状認否では、2、3、4の事実はおおむね犯行を認めているものの、1の事実は、下着の中に手を入れたところは覚えていない。
という事を言っていました。
元警察官でありながら覚えていないというのはあり得るのでしょうか、ただ2年もたっているので覚えていないだけなのか、やっていなくて被害者がそう言ってるだけなのか、ここの部分についてどういった判決が出るのか気になります。
と初公判はこれで終了です。
一番注目するのは第二公判で被告人本人からの事件の説明があるので、次こそは見に行こうと決意しました。
この事件は、大きく報道されていて、ネットにも出ているのですが、彼の今後の就職は大丈夫なのでしょうか。
被害者がネットに流すのであればわかるのですが、記事にしている人は、まったくの赤の他人です。
そのような人が、被告人の今後の人生を壊していくなんて、犯罪ではありませんか?
私は、犯罪者は報道されても仕方ないとは思います。
しかし、それはしかるべき部署がやることであって、個人が興味本位で載せていいことではないと思うのです。
少し熱くなってしましました。
すいません。
なので私は被告人の名前等は載せませんのでご了承ください。
一つ思うことがあるのですが、最近警察官による犯罪多くないですか?
まだ強盗した警部補は逃げているし、先日も警視ほどの幹部が痴漢で逮捕されていましたし、盗撮で若い警察官が逮捕されていました。
なぜこんなにも警察官による犯罪が多いのか、被告人が警察官の裁判は他にも見に行ったことはありますが、ほとんどの人がストレスにより、犯罪をしてしまった。と言っていました。
そのストレスの原因も、仕事内容ではなく、人間関係によるものだと。
どれだけ理不尽な人間関係なんでしょうかね。
今後、警察組織はこのような問題を改革していかなければ、まだまだ増えると思います。
第二公判は次の記事で。↓↓↓