逮捕されたら 流れや注意点、家族に出来る事 留置場内の生活 (強制わいせつ 窃盗 痴漢 盗撮 詐欺 傷害 大麻 覚醒剤 窃盗 恋人 彼氏 取り調べ)

私は法律や警察・検察の捜査、弁護士の活動限界等を勉強していました。そんな中、友人Aが性犯罪(強制わいせつ罪)を犯してしまい逮捕されました。私は留置場に接見に行き、その中で聞いた話や私の知識をブログにしようと思います。

逮捕されたら 留置場での1日 逮捕から起訴まで 必要な物 いつまで勾留されるか

 今回は逮捕されてから留置場内の生活や起訴までの流れ、いつまで勾留されるかを書こうと思います。

 ↓↓↓の記事で逮捕されてからの流れは一通り書いてあります。

 

f5gcpup3b.hatenablog.com

 

 

 留置場内の生活

 

 起床     7時00分

 洗面     7時30分

 朝食     8時00分

 運動     8時30分

 昼食    12時00分

 おやつ   15時00分

 夕食    18時00分

 洗面    19時00分

 就寝    21時00分

 風呂に入るれるのは週に2回。

 

 時間割については上記の通りですが、警察署ごとに多少なり違いがあるようです。

 それでは細かい部分について書いていきます。

 まず起床したら部屋ごとに洗面をしていきます。そしてなぜだか歯磨きをします。

 

 その後、洗面が終わった順に朝食が入れられていきます。

 朝食の内容は、ご飯と漬物卵焼き等和食ら良いです。

 

 朝食以外のご飯ははいたって普通。コンビニで売っているような弁当が出ます。

 唐揚げ弁当、エビフライ弁当、焼き肉弁当。

 思っていたよりおいしかったそうです。(このようなメニューが出るのであれば志願兵も出てくるわけですね。)

 

 

 

 留置場の食事について

 

 留置場内の食事は官弁(かんべん)と呼ばれています。

 官弁の他に自弁(じべん)と言うのがあるのですが、それは自分で弁当を購入した場合頼めます。

 ですが、自弁は種類を選べるわけではなく、官弁のおかずやご飯の量が増えただけになります。

 それなのに1回1000円くらいするみたいであまり注文する人はいないみたいです。

 そして留置場内での唯一の楽しみであるのが、おやつの時間。

 おやつも注文できます。

 週に一回お菓子の注文がありますので、その時に注文します。

 ですが、食べたいお菓子を選べるのではなく、お菓子セットの様なものを頼みますので、何が来るかはわからないそうです。

 そのセットの中にもコーヒーやジュース等あるそうなので、留置場内の人はそれだけは楽しみだそうです。

 

 ここまで留置場内の生活を書いてきましたが、留置場内は、何回も逮捕されている人もたくさんいますので、その人たちに聞くのをおすすめします。

 ここからが一番気になること、いつまで勾留されるか(留置場にいるか)を書いていきます。

 一つの逮捕で最大20日間勾留されるわけですが、20日間で出れるのか。

 実はそうではありません。

 

 まず20日で出られる場合は

 20日目で検察は起訴するしないのか、を決めなければいけません。

1 20日経って不起訴となれば外に出られます。

2 略式起訴(裁判は書類のみ)

3 起訴されたが、保釈金を支払う

 になれば20日間で外に出られます。

 

 出られない場合

1 再逮捕される(余罪等複数あり、別の事件で逮捕される)

2 起訴され、保釈金が支払えない

 これらの場合は、外には出られません。

 

 では、判決がでるまでずっと留置場にいるのか

 これは留置場にはいません

 基本的に起訴された被告人は拘置所に移送されます。(森友問題で籠池さんも長い間拘留されていましたね。)

 ただ拘置所は悪いばかりではありません。

 拘留されている日数は実刑になった場合、その期間を引いてくれます

 例えば、判決が3年になった場合。拘置所での拘留期間が300日だとすると

 判決 被告人は3年の懲役に処す。なお未決拘留期間300日を算入する。

となると、3年のうちから300日を引いてくれます。

 なので、実刑間違えなしであれば保釈しないほうが、結果的に早く外に出ることができます。

 

 以上が留置場内の流れになります。