強制わいせつ・痴漢・盗撮・条例違反 逮捕されたら(絶対役に立つ) 1(逮捕されてからの流れ)
裁判の初めから判決まで書きました。↓↓↓
性犯罪で逮捕されたら。経験談有り
※まず最初に、これは犯罪を助長したり援助するためのブログではありません。加害者の視点でブログを書きますが、犯行手口や加害者の処遇等についても書きますので被害防止や逮捕された犯人の処遇等の参考にもなります。
まず友人Aが逮捕された瞬間からその日の一日の流れ(のちに説明しますがAは自首したので警察がいつか来ることはわかっていた。)
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以下本文。
早朝に警察官が6名くらいで捜索差押令状(家宅捜索)を持って自宅に来る。
そこで押収されるのは、犯行時の服や性癖がわかるもの、携帯電話等。
家宅捜索が終わると、警察署に任意同行を求められる。
※ここで任意同行を拒否しても逮捕状も持っているいることがほとんどだと思うので拒否しても意味がない。
警察署に到着後、逮捕状を出され。通常逮捕。
その後は、まず最初の取り調べ。
これは逮捕状の中の文章に間違えがないのか、簡潔に供述調書を作成します。
ここで大事なポイント
やっていないことはやっていない。
覚えていないことは覚えていない。
当番弁護士を呼んでもらう。
警察の調書に署名指印(サイン)しないこと
これを必ず徹底してください。
警察の作成する供述調書というのは、逮捕される前に被害者の供述のみを元に、ほぼ下書きしてあり、完成してます。なのでそれに沿って聞かれ警察の都合の良いように内容を作られます。
「そんなのちゃんと断れば良い」なんて思っているとは思いますが、逮捕された被疑者の心理としては、ここで警察の言うとおりにしていれば便宜をはかってもらえるかもしれない。反省しているとアピールしたい。等と思ってしまいがちです。
まず警察が便宜をはかるなんてありえない。警察に反省アピールをしても意味がない。です。
そして当番弁護士については、初回は無料になります。ほとんどの事件がそうなのですが長期3年以上の犯罪の場合は、弁護士が必ず付きます。
資力が50万円以上ある人は私選弁護人を頼まなければいけませんが、ほとんどの場合、国選弁護人と言って裁判所が弁護人を選任し、自動的に弁護士をつけてくれます。
注意点
国選弁護人は報酬が低いのでやる気にとても差があります。やる気のある人だと何度も接見(面会)に来てくれるのですが、そうでない人もいます。
ただ当番弁護士は裁判で担当してくれる弁護士とは関係ありませんので、当番弁護士で来てくれた人がやる気のある人なら、そのまま国選弁護人になってもらえるようにお願いしましょう。(お願いするとその弁護士から裁判所に対して、私が国選弁護人になります。という嘆願書を出してもらえます。・・・100%ではありませんが。)もしやる気のない人ならお願いせず、裁判所に任せて別の弁護人が来てくれることを祈りましょう。
※取り調べの受け方については後程ブログを書きます。
供述調書作成が終わったら、留置場に入ります。
入る前にすべての荷物を検査され、全裸になります。
終了後牢屋に入れられます。
通常であれば、雑居房と呼ばれる一部屋に2,3人がいる牢屋に入れられます。
友人Aは単独房に入れられました。(単独房は自殺しそうな人や、暴れる恐れがある人等が慣れるまで入れられます。いわゆる懲罰房みたいなやつです。)
単独房では孤独に打ちひしがれます。唯一人間に会えるのは留置管理課の人が見回りに来た時とご飯を持ってきてくれた時だけ。友人Aは一日に一言も言葉を発しない日が何日かあったみたいです。
下の本は友人Aが実際に留置場という極限の状況下で読んだ所、自分の考えなどを変えてくれたきっかけの本らしいです。
これが逮逮捕された一日の流れになります。
そして次の日から本格的な取り調べに入ります。
※ 取り調べの様子等は映画「それでも僕はやってない」の中に出てくる取り調べとほとんど同じだそうです。
最近は警察の取り調べでの暴力は減って来たものの、怒鳴られるなどはこの映画に近いものがあると友人Aは語っています。
検察での取り調べは、現在はすべて録音録画していますので、暴力や暴言はほとんどありません。
私も友人Aと一緒にこの映画を見ましたが、留置場の生活などが詳細に描かれていて、友人Aはとても驚いていました。
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((次に続く)))) ↓ ↓ ↓ その2
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